重陽

はじめての日記に何を書くべきか悩んだ。
最近肛門科に初めて行ったのでその話しではじめようかとも思った。
でも痔仲間のブログというのも冴えないなぁ。


とりあえずクラプトンの新譜の話しからにしとこう。
8月末にクラプトン久しぶりのオリジナルアルバムが出た。
「Back Home]

Back Home

Back Home

率直な感想からいうとちょっと軽すぎる。
物足りないのである。


クラプトンに初めて出会ったのは高校生のときだった。
発売されたばかりの「Just one night」のジャケットに一目ぼれした。

Just One Night

Just One Night

このライブアルバムにノックアウトされた。
今でもこの中のブルースパワーがクラプトン一番の名演だと思っている。
(この時期のクラプトンの評価は高くないようですが)
これ以来 クラプトンは僕の先生になった。
世間ではClapton is Godだったけど、僕にとっては先生だった。
当時アコーステックギターでフォークソングを歌っていた僕は
エレキギターが欲しくてたまらなくなった。
ブラッキーと同じ黒のストラトキャスターを買ったのは大学に入ってからだったが
ヘッドをタバコで焦がすというお決まりのコースを歩みながら
クラプトンに染まっていく。
決して優秀でない生徒に対し、先生はとても刺激的にギターを教えてくれた。


そのクラプトン先生をある時を境に僕は「おっさん」と呼ぶようになった。
今では「爺さん」と呼ぶこともある。
その経緯はおいおい書いていくことになると思う。


いま物足りない「Back Home」はドライブ中のBGMになっている。
しかも娘がオレンジレンジの合間に許可を出したときに限られる。
もう一度クラプトンが先生になれるとしたら、クリームの再結成DVDではないかと
期待している。